久々の葛生千夏
- アーティスト: 葛生千夏
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 1992/02/25
- メディア: CD
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- アーティスト: 葛生千夏
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 1991/01/25
- メディア: CD
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mixiにコミュがあるのを知って、部屋の中でCDを「発掘」にかかった。というか、今回は「埋まっている」場所は分っていたので、あとは労力だけの問題だったが。
93年頃の『DTM(デスクトップ・ミュージック)マガジン』に千夏さん*1の記事が載り、「The May Queen」という曲のデータが付録のフロッピーディスクについてきた。「なるほど、プロはこういうデータを作るのか」と感服し、即刻CDを求めてあちこち歩きまわったのだが見つからない。結局新品ではなく、国立駅南口の「RARE」(現在も健在)という中古ショップで上記の2枚を発見し、購入した。
アルバムではポーやテニスン、キーツの詩に曲をつけたものが多い。独特の雰囲気がある。
記憶違いで『The Lady of Shalott』のほうをよく聴いたと思いこんでいたのだが、今改めて聴き返すと、どうも『The City in the Sea』のほうだったらしい。著書(ISBN:4787232347)の元になった原稿を書いていたときに、さんざん聴いていたはずなのだが……。
Amazonで調べてみると、千夏さんは『三剣物語』(ひかわ玲子)や『ロードス島戦記』(水野良原作)のイメージアルバムづくりなどにもかかわっていたらしい。『ロードス島』第三部のアルバムのラストの曲の題名は「Evermore」。ポーだ。*2
いずれにしても、千夏さんはわたしにとってはボーカリストというよりは作曲・編曲の人。最初の出会いがまず「データ」だったからしょうがない。