『心脳問題』を読み返す

 なんか寄り道ばかりしているような気も。
 しかし、一度は読み返す必要があると思っていたので、思いついた以上実行。
 ふと思ったのだが、この本、最近の本の中では字が小さいような。

 とりあえず、第1章。

第一章 脳情報のトリック――カテゴリー・ミステイクとパラドックス

  • はじめに
  • 脳とわたし――ジレンマ
    • 「わたしがわかる本」の種明かし――「だから」と「じつは」
    • おばあちゃんをめぐるジレンマ
    • ジレンマの特徴
    • ジレンマを避ける二つの方便
  • 「だから」の錯誤――カテゴリー・ミステイク
    • だから女はあたりかまわず泣きじゃくる?
    • 脳心因果説のカテゴリー・ミステイク
    • 「ナイスバーディー」問題
  • 「じつは」の欺瞞――パラドックス
    • 脳さえわかれば心がわかる?
    • 脳の中で消える「意味」
    • 脳還元主義のパラドックス
    • 脳科学の本領
    • 「週末の科学者」
    • ソクラテスの問いかけ
    • 探究はここからはじまる

[間奏]頭がよくなる?

  • 「頭がよくなる本」
  • 命題知と方法知
  • どの程度役に立つのか
  • なぜ気になるのか

 読み返してみて、改めてすっきりしたわかりやすい構成になっていることを実感。

 ところで、最初目次を見たとき、「ナイスバーディー問題」を「ナイスバディ問題」と読み間違えたのは秘密です。*1

*1:で、「吉川さんたちったらイヤン」と思った。