情報をいただいたので

 メモっておきます。
 http://d.hatena.ne.jp/june_t/20050514/p1の続き。
 東京書籍、『高校家庭基礎』の記述。

 それぞれの人が家族と考える範囲は、人によって異なっている。多くの場合、父、母、祖父、祖母、きょうだい、夫、妻など、結婚や血縁などによって自分とつながりの深い人々を家族と考えている。しかし、例えば遠くに離れて住んでいる祖父母などは、接する機会が少ないために家族の意識がうすくなることがあるかもしれない。
 このように、家族の範囲はだれもが一致しているとは限らないのである。だれを家族と考えるかは主観的なものであり、また、時が経つにつれて、いろいろな理由でその範囲は変わっていく。

 微妙に違いますので、ひょっとしたらこの教科書じゃないのかも知れません。(東書の高校教科書は『家庭基礎』と『家庭総合』とありますからね。)
 最近社会科の教科書よりも、家庭科の教科書のほうが検定などで「狙われる」ことが多いという話はよく聞きます。この部分の記述も、書き直してこういうふうになってたりして。たとえば上記の部分で同性で同居している二人(同性愛者でもバイセクシュアルでも)を例に出して、「お互いを家族と考えていることもある」とかやると、検定落ちになったりして。