26日の記事の続き

 http://d.hatena.ne.jp/june_t/20050626/p3 の続き


 「結婚を申し込まれたことは?」。1球のミスが勝敗を左右する熱戦を制したシャラポワを待っていたのは、拍子抜けする質問だった。
 記者は、ノーシードで3回戦に進み英国で一躍人気者となったアンディ・マーレーがファンから求婚された例を引き合いに出して「あなたの体験は」と尋ねた。
 シャラポワは「余りにも多すぎて、どう答えよう」とうんざりした様子をみせつつ「ウィンブルドンでは少ないが、他ではたくさんあったわ」と前置きし「『結婚してマリア』とか、『一緒に橋を渡ろう』とか」と体験を紹介。
 「(声をかけない)遠慮深い英国男性にがっかりしていますか」とさらに突っ込まれるとシャラポワは「あなたは(大衆紙)サンの記者なの」と逆襲し、「テニスに話を戻しましょう」と打ち切った。
 この日は、「今着ているウェアが最もナイスと思うか」や「ウィンブルドンのテニス博物館があなたのウェアの寄贈を求めているが」など、試合と関係ない質問が多く飛び出した。シャラポワの完ぺきな試合運びの前に、記者たちも質問を思いつかなかったようだ。【山科武司】

 質問した記者も相当ですが、「記者たちも質問を思いつかなかったようだ」とまとめるこの記者も相当です。「うんざりした様子」というのはもちろん、「多すぎ」てうんざりじゃなくて、「なんでそんな質問すんの」ということだと思いますが、わかってるのかな。あ、これ署名記事だった。


ついでにいうと、彼女のセリフの訳も微妙に「〜わ」「〜なの」という、過剰な女言葉だし。

 わたしとしては、スポーツジャーナリズムってこんなもんじゃないと信じたいのですが。どうですか。>識者