小山静子、『家庭の生成と女性の国民化』

家庭の生成と女性の国民化

家庭の生成と女性の国民化

 見つかった。
 物置(になってる部屋)の本の山の、一番奥の一番下から出てきた。ここにたどりつくために、いくつの本の山を崩し、いくつの本の山を新たに築かねばならなかったか、語りたくはない……。
 
 まあこうしたさまざまなドラマ(なのかよ)はともかく。

目次
 
 はしがき
 
 第一章 家族の近代
 第二章 家庭の成立
 第三章 家庭生活に対する国家の関心
 第四章 生活改善運動がめざす家族像・生活像
 第五章 家庭から政治へ
 おわりに
 
 あとがき
 参考文献
 索引

 再読して改めて、ここでも「はしがき」にアテられる。わたしもこんな「はしがき」が書けるようになりたい。<本文はどうでもいいのかコラ
 
 ところで、小山さんの『良妻賢母という規範』(1991年10月)が出た時に、わたしの修士論文(1991年1月提出)と内容かぶりまくりで困ったのですが、この本も1998年に書いた論文での問題関心とかぶりまくりで、心の中で「げっ」と思った本です。アプローチの仕方はだいぶ違うけど。


つーか、それからあとあんまし仕事してないじゃねーか orz>じぶん

本は出したけどな。(いいわけ)