桜庭一樹
この機会に気になる作家を一気読み中。
- 作者: 桜庭一樹,むー
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/11
- メディア: 文庫
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結局『ブルースカイ』より先にこっちを読み終わってしまった。
冒頭の新聞記事と最初の20ページで結末がだいたい見えてしまう。ああこれがこうなってたぶんこうなるんだな、と。しかしそもそもサスペンスとはそういうものなのかもしれないし、人生というものにもそういうところがいろいろとあるものだが。(やっぱり締切に間に合わなかったとか……げほげほ。)
- 作者: 桜庭一樹,高橋しん
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2003/01
- メディア: 文庫
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桜庭一樹に最初に目を引かれたのは、ゲーム「EVE」のノベライズだったと思うが、『推定少女』(後述)が出るまでずっと忘れていた。(をい)
彼女の作品は、女の子たちが“痛い”。この作品にも“痛い”女の子たちが何人も登場する。いや、女の子というには年齢が高いか。ハタチ過ぎの人もいるし。
だがひょっとすると、本当に考えなくてはいけないのは彼女たちが“痛い”ことではなくて*1、彼女たちがどうしようもなく――たとえば「戦闘美少女」として――「消費」されてしまっているということなのかも知れないが。
本書についてのAmazonの読者評は、そのことを的確に指摘していて興味深かった。桜庭自身もある面自覚しているのだろうと思うのだが。
- 作者: 桜庭一樹,高野音彦
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2004/09
- メディア: 文庫
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……しかしそうすると、この本とか(なぜか表紙絵が出ないけど)、上の本の高橋しんの絵とか、いかにもな美少女のイラストを作品の「パッケージ」としてしまうのはどうなのかという気もする。
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2003/12
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GOSICK〈2〉ゴシック・その罪は名もなき (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/05
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GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/10
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GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
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上記4冊はまだ読んでません26日に読み終わりました。
*1:いやこっちだって問題なのには違いないが。特に本人たちにとっては。