いつの魔に

 福島県教委と福島大学が共同開発した小学生向け体力向上プログラムが好評だ。県内の全公立小学校で体育の授業に10分間取り入れ、児童の75%が「運動が上手にできるようになった」と答え、「運動が楽しくなった」という声も聞かれる。
 小学生の体力低下が指摘されているのを受けて、小川宏・准教授(体育哲学)ら福島大の研究者3人と小学校教師7人が考案した。普段あまり使わない筋肉を使うのと、上手か下手かは関係なく、全員が同じ運動量になるよう工夫されているのが特徴だ。
授業で10分間「クモ歩き」「カニ走り」…児童体力アップ

 小川さんの専門って、「体育哲学」だったのか……。バレーボールの人だとばっかり。