うさぎ、美味しい?
本日のゼミ。
家族の変容とジェンダー―少子高齢化とグローバル化のなかで (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書)
- 作者: 富田武,李静和
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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(報告順)
ところで、瀬地山さんの章の中で、食糧難の北朝鮮では「ウサギも育てて食べるらしい。」(p.165)というくだりがあった。
わざわざなに書いてんだ?とか思ったが、ひょっとしたら彼にとっては、「ペットとしてのウサギ」のイメージが強いのかも知れない。戦前期は福島でも食肉用のウサギを飼うことが奨励されていたことがあったと、どこかで読んだ記憶がある。比較的貧しい時代には、ウサギもタンパク源だったといえる。まあ今でもジビエとかで出てくるけど。
「だって、『ふるさと』っていう歌でも、『うさぎ追いし かの山』っていう歌詞あるじゃん?」って学生に言ったら、「えー! あれってウサギと野山で遊んでるってことじゃないんですか!?」というリアクション。食べるためなのか駆除のためかはともかく、たわむれてるのではないと思うよw
もちろんただ人間(というか子ども)が追いかけても、ウサギのほうが何枚か上手だろうけど、たぶん複数名で、犬とかも使って追い込むのでしょう。もちろんこっちは、飼っているウサギじゃなくて、野生のウサギですが。どっちかというと、人間同士で一緒にウサギを追い込むのが楽しい、ということなんでしょうね。