Pのその後
VAIO TypePのSSDは寿命が短いタイプ(MLC)なので、あれこれ思案中(もっとも、3年ぐらいはもちそうだが)。
ちなみに、S101は大学に置いて、講義や会議の時に持ち出す用にした。これで使用頻度が下がり、結果的にSSDの寿命もかなり後ろにズレた。(伸びたわけではない。)
USBメモリにLinuxを入れて使うのが、手っ取り早くお金もかからない解決方法か。その布石に、SSDにUbuntuの派生ディストリビューションであるLinux Mint 6.0をインストールしてみたわけだが、いろいろわかったことがあった。
- Ubuntu8.10系だと、グラフィックチップの適当なドライバがない。VESAだととんでもなく遅い。フレームバッファを使えば実用的なスピードで描画してくれるが、画面輝度の調節ができないもよう。これはバッテリのもちを大きく左右する。
- WLANは認識される。どうもath9kというドライバを使っているらしい。これが入ってないディストリだとインターフェースが認識されないかも。
- CPUの速度調節はできているっぽい。ただし細かい調整はできない。
- ディスクを食うハイバーネーションはともかく、サスペンドもできない。
特に輝度調節ができないのと、サスペンドできないのは、外で使うときに致命的。標準のバッテリだと1時間半ぐらいしかもたない。ネットブック以下。(いやLバッテリ買ったけど。)
気を取り直して、その他のディストリも物色中。特に、USBメモリにインストールして使うこと前提のものとか。たとえば、DamnSmallLinux(DSL)など。
いくつか試してみた。また次の機会に書く。