いろいろ

 まず葛西伸哉さんの。

 とりあえず買った。

 彼の作品の原点(とご本人があとがきで書いてる)ともいうべき、「身体的に強い少女と、身体能力は劣るが、知的な面で優れた能力を発揮する少年」の組み合わせの作品。最初に葛西さんの作品を読んだのは、ソードワールド短編集『スチャラカ冒険隊、南へ』所収の「かくもささやかな凱歌」だったが、これも怪力娘ユージィ・マヌエル(ユズ)と、小柄な神官バルビーが登場人物だった。
 まあ、特に二作目は、ラブコメっぽい感じもあるんですけど(笑)、細かい設定の作り込みとお約束な展開を、上手に融合させてまとめている佳作。

 相変わらず地味である。

七姫物語 (電撃文庫)

七姫物語 (電撃文庫)

 中国風世界を舞台とするファンタジー。戦うのは男性。姫たちは、お飾り。だけど、お飾りだけではいない、というお話、なのかな? 全部買ったけど、とりあえず2冊目まで読みました。

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (電撃文庫)

 「戦記物ファンタジー」のTogetterまとめを見て、上の「七姫物語」シリーズと一緒に購入。とりあえず全部買ったけど、6巻までしか読んでません。

 Kindleでシリーズ全部。うーん……ノーコメント。

天夢航海

天夢航海

 Kindleで。ロー・ファンタジーとしてよくできた作品。ただし、1話目の、いちばん肝腎なところで誤植があって、へたりこんだ。
 と、Twitterで書いたら、会社の人から、「すいません、データ修正します」とリプライがあったので驚きました。

 シリーズ最終巻。がんばれ。