お買い物

 元同僚がここを読んでいると聞いて、衝動的に記事を全部削除したくなりました。
 ……という冗談はさておいて。

深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

 とりあえず買いました。
 上田さんの長編『華竜の宮』についてはこちらを。

コミックはこっち

 既刊全部。最新刊は新幹線の中で。

 とりあえず1巻のみ。「セカイ系」。

 なんで買ったか覚えてない。

 攻殻機動隊じゃなかった。

 標葉さんが『ユリイカ』になんか書いてるみたい、とツイッターで聞いて。とりあえず3巻まで。

 シャレにならないお話ですね、これ。核廃棄物の処分場として、原発事故が起きた東京が極秘に使われてるとか。そのほか、セシウムがうんたら、とか、シーベルトとか、震災を経た今読んでると、前提となる知識があるのでよくわかります。
 SF設定自体はあまり練れてない感じなんだけど、震災前だったら、この程度でもよかったのかも。当面5巻まで。

 来年アニメになるみたいです。CG多用でぐるんぐるん的な。あと、作者のひとは福島の出身とか(だからなに)。とりあえずKindleで既刊全部。最初のほうは、説明不足でなんのことかわからなかったけど、読みかえして理解できた。わりとおすすめ。

WOMBS 1 (IKKI COMIX)

WOMBS 1 (IKKI COMIX)

 これは紙でしか出てないので、紙で既刊全部。ツイッター情報で購入。「戦う女性」たちが、軍隊組織の中で地歩を築いていく様子とか、「わたしたちは兵器じゃない」というあたりとか。おすすめ。

 なんで買ったんだろう? 上下二冊。楽しい作品ではあります。

 いちおうファンタジーでしょう。ただ絵柄が好みでないので、まだ1冊しかKindleで買ってません。いやー、Kindleこわいよね。すでに500冊近くコミック買ってます(ほかにも買ってるので、全部で600冊ぐらいか)。同僚で、「Kindleのコミック、700冊以上買ってました」という人もいたり。
 なお、ラノベとかは、裁断してスキャンしちゃってます。

 続き。

 これも続き。

 「だめだこいつ、はやくなんとかしないと」の元ネタ、という認識しかなかったので、Kindleで全部買ってみた。

 限定版とかでは買ってません。この巻はあまり「これ作りたい」的なものがなかったかも。

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

 Kindle既刊(ry アルキメデスのやつも買った。

チェーザレ 破壊の創造者(1) (モーニングコミックス)

チェーザレ 破壊の創造者(1) (モーニングコミックス)

 同僚が読んでたので。とりあえずKindle(ry

 おもしろかったんだけど、会社の新人の女性がこういうふうなのって、そろそろ食傷気味ではある。(佐々木倫子の『チャンまま』とかも。)ベテランだからこそというストーリーはないのか。

いろいろ

 まず葛西伸哉さんの。

 とりあえず買った。

 彼の作品の原点(とご本人があとがきで書いてる)ともいうべき、「身体的に強い少女と、身体能力は劣るが、知的な面で優れた能力を発揮する少年」の組み合わせの作品。最初に葛西さんの作品を読んだのは、ソードワールド短編集『スチャラカ冒険隊、南へ』所収の「かくもささやかな凱歌」だったが、これも怪力娘ユージィ・マヌエル(ユズ)と、小柄な神官バルビーが登場人物だった。
 まあ、特に二作目は、ラブコメっぽい感じもあるんですけど(笑)、細かい設定の作り込みとお約束な展開を、上手に融合させてまとめている佳作。

 相変わらず地味である。

七姫物語 (電撃文庫)

七姫物語 (電撃文庫)

 中国風世界を舞台とするファンタジー。戦うのは男性。姫たちは、お飾り。だけど、お飾りだけではいない、というお話、なのかな? 全部買ったけど、とりあえず2冊目まで読みました。

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (電撃文庫)

 「戦記物ファンタジー」のTogetterまとめを見て、上の「七姫物語」シリーズと一緒に購入。とりあえず全部買ったけど、6巻までしか読んでません。

 Kindleでシリーズ全部。うーん……ノーコメント。

天夢航海

天夢航海

 Kindleで。ロー・ファンタジーとしてよくできた作品。ただし、1話目の、いちばん肝腎なところで誤植があって、へたりこんだ。
 と、Twitterで書いたら、会社の人から、「すいません、データ修正します」とリプライがあったので驚きました。

 シリーズ最終巻。がんばれ。

『クレイモア』

 学生さんが以前レポートのネタにしていたので、とりあえずKindleで既刊全部。
 ファンタジーにおける「戦う女性」たちがなぜ戦うのかについては、作品によっていろいろな理由づけがされるのだけど、この作品では、妖魔の身体を埋め込んで、それによって身体能力を高め、特殊な力を発揮できるのは女性だけ(正確には、男性はすぐ暴走するので適さない)と説明されている。彼女たちは「クレイモア」と呼ばれ、その名前のような大剣をたずさえて、各地で妖魔狩りを行っている。
 ところで、たしかにこの作品でも女性が主人公であり、「戦う女性」たちがストーリーの中心にいるのだが、彼女たちを管理している組織は、男性が支配している。また、舞台世界の一般社会についての描写は、それほど深くはなされていないが、クレイモアたちと接点を持つことの多い軍隊や宗教組織は、やはり男性が支配的に描かれている。こういった留保をつけた上で、作品を読んでいく必要はあるだろう。
 ただし、ロールモデルの存在やその他、女性が数の上で多く登場するがゆえの、さまざまな女性同士の関係性の設定がなされており、その意味で、「紅一点」や「男装の麗人」の孤立とは一線を画したストーリーを有している。このあたりは、いわゆる「戦闘美少女」ものを、簡単に低評価できない部分であるだろう。

お買い物

 福島大・山形大・宮城教育大の教員が執筆陣。大学の授業のテキストとして使われることを想定して編集されています。各章は、本文+参考文献+練習問題(Let's Think)で構成されています。
 800円+税です。安い。大学生協だと5〜10%割引になるので、今なら少なくとも800円は割り込みます。

【目次】

  • はじめに
  • 序論 「復興」のあり方を問う
    • 序論 人間の復興(下平裕之)
  • 第I部 災害に備える
    • 第1章 災害に強いコミュニティづくり(北川忠明)
    • 第2章 住民と行政による災害対応(横井博)
    • 奥尻島視察レポート(田端健人)
  • 第II部 災害に耐える
    • 第3章 被災地における被災者支援(丹波史紀)
    • 第4章 災害と心の支援(佐藤静)
  • 第III部 原子力災害と向き合う
    • 第5章 原子力災害からの復興(清水修二)
    • 第6章 原子力災害の「見えない被害」と支援活動(西崎伸子)
    • 第7章 原子力発電所活断層(中村洋介)
    • 三宅島の全島避難そして帰島の経験(清水修二)
  • 第IV部 災害を学ぶ
    • 第8章 災害と学校(田端健人)
    • 第9章 シチズンシップ教育としての災害復興教育(松岡尚敏)
  • 震災概要・年表
  • 索引
  • 執筆者一覧

いただきもの

 ましこひでのりさんから『愛と執着の社会学―ペット・家畜・えづけ、そして生徒・愛人・夫婦』(三元社)をご恵投いただきました。いつもありがとうございます。なぜヒトは愛したがるのか。ペットから親密圏まで。

いろいろ

巡ル結魂者1 (講談社ラノベ文庫)

巡ル結魂者1 (講談社ラノベ文庫)

 オーフェンでいうと、「無謀編」のようなノリ。物語は、主人公が異世界へまぎれこむんだけど、「ここって異世界?」みたいな、メタっぽい感じ。

 18禁ではありません。ふつうのラノベです。

 『アカイロ/ロマンス』がよかったので、いつかほかの作品も読んでみようと思っていたのだけど、新しいシリーズが出たので、この機会に。
 冒頭のメルヘンっぽい導入にすっかりだまされました。ブラックな魔女っ子もの、といったらいいでしょうか。「まど☆マギ」にも通じるテイストかな。

 いつものやつ。

 久しぶりに葛西さんの異世界ものを読んだ。まだまだ導入部分。ちゃんと続きが出てほしい。(打ちきりにならないように、という意味。)

 薬師寺涼子以外の田中芳樹の本が出るなんて、何か悪いことが起こらないといいけど。