シャトー・スータール、1993年。

 土曜日に飲んでたワイン。サンテミリオンのグラン・クリュで、メルローが主体。抜栓した瞬間から香りがわきあがってくるが、しばらく放置した方が味の厚みは出てくる。
 樽のヴァニラ香とぶどうのベリー香、タンニンと果実味、味と香りの両方で、二つの方向性が調和して感じられる。よく「20年ぐらいの熟成期間」が必要と紹介されていたりするが、確かにまだまだ先がありそうな気はする。でも、このぐらい落ち着いていれば、豊かな果実味も味わえるので損はしていないように思う。
 とはいえ、5000円ぐらいはします。(笑)
 日本ではあまり新しいヴィンテージは入ってきていない、というのは、やはり熟成に時間がかかるワインだからなのでしょうか。楽天で検索したら、けっこう80年代のものが売られていました。