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研究会

今年度最後の研究会。とはいえ、3月にはこのメンツで調査もやるので、もう顔を合わせる機会がないわけではない。今回は佐藤千登勢さんの『軍需産業と女性労働』(彩流社)を読んでの報告と討議。 研究会のあとは、メンバーの一人の就職が決まったということ…

研究会

今年最後の研究会。テーマは前回から引き続いて高度成長と労働力のリクルート過程。報告者は我らがアイドル(?)・チバエツ。集団就職の時代―高度成長のにない手たち (AOKI LIBRARY―日本の歴史)作者: 加瀬和俊出版社/メーカー: 青木書店発売日: 1997/06/01…

研究会

今日は学術総合センター(東京)で研究会。報告は2本で、フィンランドの親族介護支援制度と、2000年以降のシングル女性のアンダークラス化について、SSM1995とJGSS2003のデータの検証。このほかに、今年秋に予定している調査の打ち合わせも。 5時半過ぎまで…

研究会報告

なんとか終わった……。 なぜかいろいろドラマがあった(謎)今日の研究会ですが、とりあえず一緒に報告したKさん、おつかれさまでした。そしてM大学のH先生、別な意味で*1おつかれさまでした。 やらなければいけないことがたくさんある。その割りにはそこ…

『女大学集』(東洋文庫)

女大学集 (東洋文庫 (302))作者: 石川松太郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1977/02/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る どうも「女大学」というタイトルの付いたものを集めたものらしい。貝原益軒とかはこの際どうでもい…

小泉和子、「家事の近世」

以下に所収。日本の近世 (15) 女性の近世作者: 林玲子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1993/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 概説書だ。でも小泉先生、気合い入れて史料読みの結果を提示してくださってます。(上のお洗濯の話は、…

小山、第四章・第五章

引き続き。 第四章から先はまだ読んでなかったことに気づく。でも、(題材はともかく)第四章も自分の修論とほぼ同じコンセプトでまとめられているのと、ほかの本で読んだ内容と重なることもあって、すごい勢いで読み飛ばす。でも「通俗教育」が「社会教育」…

小山、『家庭の生成と女性の国民化』

再読続き。 第二章は自分の修論にほぼ重なる内容なので、ものすごい勢いで読む。第三章も自分の研究に重なる部分なので、前に同じ。いちおう塗り絵だけしておく*1。 第四章、第五章はこの本のキモなのだが、いい加減疲れたので休憩。てか、寝るか。 *1:マー…

小山、『家庭の生成と女性の国民化』

第一章。 本章のテーマ:明治初期における家族の問題 実態としての変化というよりは、国家や社会における家族の位置づけの問題。 1 国家の基礎単位としての家族の成立 戸籍制度の話。 「このように戸籍制度は、宗門改帳とは根本的に編製原理を異にした、近…

文献メモ

斎藤修、「農業発展と女性労働――日本の歴史的経験――」『経済研究』(一橋大学経済研究所)42-1、1991年。 速水融、『近世濃尾地方の人口・経済・社会』、創文社、1992年。

落合、『近代家族の曲がり角』

再読。 目次 はしがき 第一章 近代家族をめぐる言説 第二章 アジア家族の近代 第三章 失われた家族を求めて ――徳川日本家族の実像―― 第四章 社会的ネットワークの変容 ――人口学的世代と家族―― 第五章 個人を単位とする社会 第六章 労働力不足時代の家事と主…

次はこのあたりを少し

いちおう前出の落合恵美子さんの論争相手だし。近代国家と家族モデル作者: 西川祐子出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2000/10メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る

このへんからいくか

「近代家族」アプローチを問い直すために。近代家族の曲がり角 (角川叢書)作者: 落合恵美子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/11メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る 落合さんの「近代家族の誕生と終焉」(1985)を読んだ…