wine

例によって

お酒の話。今日のワインはRaices de Tempranillo, 2005。果実味豊かで、かつ力強いワイン。おそらく樽由来のものとぶどう由来のものとがいりまじった、複雑な香りが十分楽しめる。アルコール度数は14%とかなり高い。ゆっくりじっくり飲み干させていただきま…

Vincent Saincrit 1983

サンテミリオンの24年もの。というと高価そうだが、それほどでもない。(1万円でおつりがかなり来る。) 1983年はそれなりの当たり年らしいが、長期熟成に耐えうるという判断があったのか、発酵と樽熟成をすませたあと、ステンレスのタンクで温度をコントロ…

Chateau Vieucx Lansac 2005

室温があがったせいか、ずいぶん口当たりがやわらかく感じる。鮮やかな赤紫色。華やかさはないが、ハーブやスミレが混じったような複雑な香りがする。味は若干薄めだが、ボルドーらしいワインといえるかも。 ボトルの下の方にかなり酒石がたまっていた。けっ…

Château Beaumont 2002

栓を抜いた瞬間ふわっと舞い上がる香りがすばらしい。味も強めで、おそらくさらに5年、10年と熟成させる価値がありそうです。対して酸味はやや控えめ。ネットだと2000円ぐらいでしょうか。ハーフボトルもあるみたいです。

Delicato Shiraz, 2005

ほんとに本とお酒の話しかしない日記ですいません。 これはカリフォルニアのお酒。シラーズらしく濃厚でありつつ、あまり甘みは感じさせない仕上がりになっています。白カビのチーズとよく合いました。

ペスケラ・ティント・クリアンサ、2005年

1800円ぐらい、と思ってたけど、伝票を見たら3400円でした。orz スペインの有名な、評価の高いお酒。樽の香りと果実味がよく調和しています。ぶどうはテンプラニーリョ。二重丸。

Château La Renardière, 2004

ボルドー、コート・ド・ブールのワイン。ミディアムボディ。メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%。明るい色合い。タンニンはよく効いているが、重くはない。最初は薄味で酸味も控えめだが、次第にコクが出てくる感じ。ただ、時間がたちすぎると、や…

Raig de Raim, 2006

ラッチ・デ・ライム、カタルニャ地方のテラ・アルタという醸造所のワイン。ガルナッチャ、シラー、カベルネ、メルローの配合。色は濃くて、飲むと口の中が真っ黒になる。ただ、コルクの状態が悪く、あまりおいしくなかった。腐る一歩手前の、微妙な感じのぶ…

パラシオ・デ・モンサルード、2004

昨日飲んでいたお酒。先週のワインと同じところで作っているのだが、経営者は「ワインでもうけようとは思わない」と豪語していると聞く(お金持ちらしい)。そこそこの品質のワインである。樽熟成は12ヶ月で、やわらかい香りがする。テンプラニーリョ80%に…

カスティージョ・デ・バルデストラダ、2000

ヴィニャ・エストレメニャ・カスティージョ・デ・バルデストラダ、テンプラニーリョ100%の2000年。グラン・レセルヴァ、樽熟成30ヶ月(たぶん新樽を50%ぐらいは使ってる)というだけあって、華やかというのとも違う、豊かな香りがする。ほとんど甘みを鼻で…

Inca Pinot Noir 2005

栓を開けてすぐの印象は、「今ひとつ」。ピノ・ノワールの線の細い感じはよく出ているんだけど、メリハリがないというか、なんというか。フルーティな香りはよく出ていて、そこは及第点。たとえていうと、巨峰を焼酎に漬けて作った果実酒のような、そんな立…

Monasterio de Santa Ana, Monastrell 2006

ボデガス・カーサ・デ・ラ・エルミータ、Monasterio de Santa AnaのMonastrell 100%、2006年もの。フィルタリングなどを最低限にしたワイン。十分樽熟成させてるっぽい。ほのかにバニラの香りがするミディアムボディ。単独でというよりも、料理やつまみと一…

Higueruela 2005

昨日飲んでいたスペインのワイン、グルナッシュ100%。豊かな酸味と果実味が特徴的。注いでしばらくたつと、やや果実味が後退して、より複雑な味が前に出てきます。軽めの青カビチーズと一緒に食べましたが、よく合います。お買い得品。(ネットで1200円程度…

Celtus 2003

スペインのワイン。Celtusは「ケルト人」の意味。テンプラニーリョ主体らしい。 ほどよい果実味が甘みを感じさせると同時に、奥の方から渋みが全体を支えている。時間がたつとやや酸味が立ってくるのはマイナスポイントか。もっとも、実売900円ほどらしい(…

伊達鶏のワイン煮

久しぶりに鶏のワイン煮を作ってみる。水遁の術とかテレパシーとか精霊魔法とかいう特殊な技能は使わず、まず玉ねぎ(小1個)とセロリ(1/2本)をみじん切りにして厚手の鍋に入れてオリーブ油で炒め、そこに鶏肉(もも肉2枚)を入れて表面を焼き、しかるの…

Château Meyre, 1999

Haut-Médocの小規模シャトーのワイン。すべてオークの新樽で仕込むというだけあって、しっかりした香りが楽しめる。かなり力強いワインで、8年たってはいるが、まだまだこれからという感じ。上野駅構内のWine&Dineで購入。2200円ぐらいだったはず。お値うち…

Torre Maria 1999

TORRE MARIA Gran Reserva 1999、これも非常に「寝起きの悪い」ワイン。あけた直後は、色がくすんだ、味の薄いボケた感じなのが、瓶のまま放置で30分ほどたつと、豊かな香り(樽香?)とコシの強さが出てきます。

Chablis 2004、Domaine de la Conciergerie

かなり色も濃く、辛口と銘打ってはいるが、ほのかな甘みを感じるぐらい濃厚で果実味が豊か。今日の夕食は鶏鍋だったのだけど、うまく合いました。チーズもいけそう。 ■ちなみに昨日の発見 チーズとか生ハムとか、赤ワインに合いそうなつまみってけっこうコレ…

Mont Tauch、2005

南仏のワイン。カリニャン、グルナッシュ、シラー種の配合。シラー100%のような濃厚さはないが、ほどほどに果実の甘みがあり、ほどよくスパイシー。バランスをうまく取っている。ぶどうから作るので当たり前かもしれないが、干しぶどうの香りがする。

Château Laforét Pimouguet 2005

舌の上に落ちた瞬間はほとんど自己主張をしないくせに、のどを通りぬけた瞬間に、やわらかなブーケとしっかりとした渋みを発揮する。料理を邪魔しない上品なワイン。

Château Blaignan, 2003

メドックのワイン。こないだのシャトー・ド・フーブと似たような味わい。ただし、こないだのが時間がたたないと香りがしなかったのに対し、これは最初からギアがトップに入ってる感じ。まあ前のは2006年ものだったからだと思うけど。深い色合いも鮮やか。コ…

Château Maucru 2006

アキテーヌの金賞受賞酒……らしい。が、どうにもこうにも、“控えめ”。タンニンはわりとしっかりしているが、アロマはものすごくおとなしいし、口の中でたしかにベリー香はするけれど、「ほのかな」という修飾語をつけたくなる。 香りそのものは上品で、口当た…

ワインを飲みながらでも勉強できる人がいることは知っていますが

わたしには無理だとよく分かりました。ちなみに、飲んでいたのは昨日です。Senorio de Lurraの2001年、テンプラニーリョ100%。初め苦味があって、「なんだこれは」と思ったのですが、少し時間がたつとまろやかな味わいになりました。果実味があって、オーク…

Château de Phoebe, Cuvée Chris 2006

6本まとめ買いした中の1本。ボルドーの赤。日本語ではほとんど情報がないが、今年の金賞受賞ワインらしい。 口当たりはやわらかだが、最初ややとがった感じのところがあった。「どこが金賞?」と思っていたら、少し時間がたつとまろみが出て、口の中の香りが…

オーストラリアン・ワイン2種

いずれもシラーズ種。 一つは、Wyndham Estate(http://www.wyndhamestate.com/)のBIN555 2004。レストランだと「4400円」という値段をどこかで見たけど、1000円台で売っていた。シラーズらしく豊かな果実味と、やわらかな口当たりに、厚みのある味わい。少し…

今年のヌーボー

ラ・クロワ・ルージュ2007、軽くきれいな仕上がりだけど、タンニンはしっかり。去年と比べてどうとは言えませんが、まあまあだと思われ。

で、お酒を飲むのは

これは研究のためではありません。そんなことまで仕事にしてたまるか。 昨日飲んでたのは、シャトー・ド・ミクロー(ボルドー)の赤、2005年。うーん、おとなしい感じで、だいぶ物足りないかなー。まあ料理に使うことも考えてたので、この程度でもオッケーだ…

ワイン古酒

誕生日に飲んだボルドーワインの古酒の印象をまとめた記事を、27日の日記としてアップ。→[こちら]

les levants, 2003

この日飲んでたのは、SEGURET ROUGE 2003, Cuvée Les Levants。コート・デュ・ローヌで有機ワインを作るJean Davidの、「朝日が当たる丘」のイメージのお酒。ぶどうは、grenache 67%, syrah 11%, carignan 8%, cinsault 7%, counoise 4%, mourvèdre 3%。最初…

お買い物

ワインの基礎力 70のステップ (Winart Book)作者: 石井文月出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2006/08/16メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る 34ページで凍った。 赤ワインに用いられるさまざまな技術 マセラシオン・ア・シ…